今回は、「浮沈子」を作りました。
浮沈子とは
ペットボトルの中に醤油などが入っているタレビンを入れて”パスカルの定理”を利用してタレビンを上下に動かすというものです。
最初は、何を作るか教えず魔法の力で動かしているんだよ!!
と伝えたところ
子ども達がざわざわしていました。
パスカルの定理を使っていることを伝えると、知っているという子が多く、その中の女の子にパスカルの定理とは何なのか聞いてみると
「今日のおやつに食べたやつーーーー」
と言っていました。
おやつのに出てくるカルパスと勘違いしていました(笑)
子ども達になんでタレビンが上下に動くのか説明し、工作開始!!
タレビンが、魚の形をしているので、ペットボトルに描く絵が、水中をイメージしている子が多くいました。
ペットボトルの下に口を開けているサメの絵を描き、魚の形をしたタレビンが下に行くとサメに食べられたように見えるという面白いデザインの子もいました。
自分専用の浮沈子が完成したら、お父さんお母さんに、最初は、浮沈子とは伝えず、ペットボトルの底を3回たたき、いい子だとタレビンが下がるという手品として披露しました。
お迎えに来たお父さん、お母さん達がペットボトルの底を叩いてものタレビンは下がらず、子ども達の手品にはまり、いい子ではなくなってしまっている状況が多くなっていました。
そんな状況の中、一人の男の子が
「お母さんはいい子だから」
といい、お母さんがペットボトルの底をたたくと、タレビンはそこに落ちていきました。
そんな幸せも作ることができる「浮沈子」
材料はご家庭でも揃えられます。
簡単で面白いので、気になる方は是非やってみてください!!!!!!!!