ずっと、夏休みに思いっきり続けてやりたいと言われておりました、タブレットでの「人狼ゲーム」。チャンスは今日だと、5回戦連続でやります。似たゲームに、「ワンナイト人狼」がありますが、こちらは人狼ゲームを短く簡略化したもののため、原則4年生以上としております。一方「人狼ゲーム」は原則5年生以上で、経験者の4年生は要相談となっています。騙しあいのゲームとも言えるため、中低学年にはやらせてませんが、頭脳戦が好きな高学年は、私や経験者で注意事項を伝えたスタッフの援助ありで、やらせてみております。どんどん強くなり、見違えます。はやりは一過性かもしれませんが、下部で人狼ゲームについて後述いたします。
何人かが線香花火の火のつける位置(反対につける)や、やり方を知らなくて、年齢を感じます。
でも、それ以上に、「夏」を感じます。花火をする姿は、きれいな絵ですね。
季節のすばらしさを、子どもと感じるのです。
思い出がよみがえります。
人狼ゲームは、私がやって感動したゲームです(私は弱いです)。面白さを伝えたいですが、怖さも知っております。騙しあいで、言葉遣いが乱れることがあり、いじめが起こる可能性もあり、裏切りも発生することがあります。学校でやっているところもあるみたいですが、引き続き、原則5年生以上ではないとやりませんし、高学年でも向き、不向きを考慮し、判断いたします。さらに、やらせるときは、私や注意事項を伝えた経験者のスタッフが入ってやります。言葉遣いにも留意いたします。
余談ですが、楽しいのは、大人数(8名以上)の気の知れた仲間であり、この環境を作るのは難しい場合があるのですが、学童はそろいやすいです。感じているメリットは、助け合いができる、チームの勝利のための犠牲という考え方に触れる、ゲームの中で、裏切ることや、裏切られることの体験、本当のことを言っても信じてもらえない事の体験、話し方、説得の仕方、論理的な思考、記憶力、チームで勝つ喜びや悔しさ、戦術考察力、ルールを守ることの大切さ(守らないと面白くないし、みんなから非難されます)、自分がいなくなっても布石を打つという考え方などを、現実的にゲームの中で学べることです。信じた人が敵のチームだったなどで、何人かは悔し泣きをしてますが、今のところすぐに私や友達に慰められ、またやりたいとなっております。リスクがあるゲームですが、大人がしっかりサポートすれば、疑似体験などで、生きる力をはぐくめるほど素晴らしい点があると考えております。2時間半も熱中してやって、終わった後、まだやりたいといってきたときはびっくりしました。また、今日は人狼をすることを楽しみに来たと言わせるほどのゲームのようです。いつ、はやりが終わるかわかりませんが、修学旅行のようなノリで、楽しんでくれるのはうれしいです。いつもできるわけではないですが、人狼ゲームに限らず、WKFベテランの中高学年も楽しめることも取り入れていきたいと思います。