夏目前となり梅を作る時期となりました。
WKFでは
梅干し、
カリカリ梅、
梅シロップを
夏においしくいただく為に作りました!
全員参加というわけではなく、1年生達は初の体験だと思うので全員に参加してもらい、
あとは希望者で梅をつくりました。
6/1 カリカリ梅
東小と戸二小が引渡訓練の為南小の子達と少数の東小のメンバーで小梅のヘタ取りなどを行いました。
カリカリ梅は卵の殻と一緒に漬けます!
その理由とは
卵の殻のカルシウムと梅のペクチンが反応することで梅の実が締まって、カリッと食感よく仕上がるといわれている為です!
6/5 梅シロップづくり
今回は1年生達で梅のヘタ取りを行いました。
これは氷砂糖と一緒に漬けることで砂糖が溶け出し、梅の甘味がつまった梅シロップが出来上がります!
これは夏休みなど暑い時期の外遊び後に炭酸と割って飲みます!
ヘタを取った梅と氷砂糖を交互に入れる作業が終わり、子ども達が氷砂糖が欲しいとの要望で氷砂糖を皆食べました。
おやつを食べているときより幸せそうな表情している子がチラホラ見受けられました(笑)
「これどこに売ってるの?!」
「もっとちょうだい!!」
という声で溢れていました。
6/9 梅干しづくり
市販の梅干しは塩分濃度6パーセント程ですが、
WKFの梅干しは塩分18パーセントと非常にしょっぱい梅干しとなっています。
それには理由があります。
塩分が20パーセント近い梅干しは昔ながらの梅干しの塩分濃度で作る梅干しを食べてほしいのと、
梅干しをお弁当に入れておくと夏でも傷みにくくなるというのもを知ってほしいなど、こちらとしての狙いがあります。
梅干しには殺菌、防腐作用が含まれています。
殺菌:梅干しの中に含まれるクエン酸が殺菌の役割をしてくれます!
防腐:乾燥している食べ物であり、塩分が多く含まれる為微生物が発生しにくい為です。
1,2年生+希望者で作業を行いました。
梅の重量はなんと15キロ。
作業実施の3日前あたりから部屋に梅をざるに広げ完熟させました。
完熟すると桃のような甘い匂いが部屋中に広がってフルーティな空間となりました。
それも子ども達はなかなか知ることが出来ない経験だと思うので、
梅といったら梅干しというイメージの子ども達が
「なんか甘いにおいがする!」
など不思議と感じる声がたくさん聞こえました!
すべてヘタを取り終えたら約3キロの粗塩と交互に並べていきます。
並び終えたあと梅の倍の重石を乗せていきます。
その作業が終えたらもう定番の調味料を食べる時間になり梅干しは砂糖ではなく粗塩なので食べた後皆しょっぱすぎて渋い顔をしてました。
今年もおいしい梅が出来るといいですね!
この梅を食べて夏を乗り越えましょう!