8月3日の15時からウィルキッズフィールド野方で夏祭り会を開催しました。この夏祭り会はほぼ全ての作業が子どもたち主導で行われました。準備から当日まで子どもたち自身が協力し成功させたとても良いイベントになりました。準備期間2週間の努力の結晶をご覧頂ければと思います。
普段のイベントごとでは職員が、コレコレをやります!じゃあこうしてくださいね~、といったように職員主導で行うのですが、今回の夏祭り会では大きな枠組み以外は子どもたちのアイディアに任せました。5つのグループに分かれリーダーをひとり決めリーダーを中心に何屋さんをやるのか話し合い、ルールを決め、景品を作り、看板を用意しました。お店は、フロート屋さん、しゃてき屋さん、金魚すくい屋さん、ヨーヨー釣り屋さん、宝さがし屋さんに決まりました。
職員がやることといえば子どもたちが作りたい物の作り方を調べたり、必要な物を買ってきたり、というようなことだけです。あとは宇宙規模のとんでもなく壮大なアイディアに、それは流石にむずかしいかなぁと言うくらいですね(笑)ただ、本当に子どもたちの溢れんばかりのアイディアには驚かされました。
7月の最終週から少しずつ少しずつ準備を進め、なんとか8月3日の当日に間に合いました。正直今回のイベントは準備が本筋といっても過言ではないと思っていたので準備が間に合っただけで8割は成功したようなもんです!残りの2割はみんなが作ったお店を楽しむだけですね
さあ、当日!!
グループの中で前半後半に分かれお客さん、店番を交代しました。お客さんが来た時のシミュレーションもしていたので店番もかなりのやる気で活気にあふれていました!
準備をはじめたころは、めんどくさ~い、という声も聞こえてきましたが、準備が進むにつれ周りの熱気にあてられて最終的には楽しみながら準備も当日も過ごしてくれたように感じました。
当日も別グループが作ったお店のルールをよく守りお互いにリスペクトをもって楽しんでいました。フロートやわたあめも喜んでくれたので僕としても一安心です。
今回の夏祭り会では同じグループのメンバーと協力して行うという子どもたちの姿が随所に見られました。なかなか2週間がかりのイベントというのはできないので夏休みにしかできないイベントになったのではないかなと思います。グループで協力するという経験が相手を思いやる気持ちへと繋がってくれるととてもうれしく思います。